総合診療科とは
総合診療科は、細分化および専門分化した診療科とは異なり「体の調子が悪いけど、どの診療科を受診したら良いのかわからない」という患者様に対応し、広く全ての症状に対して見極めをする診療科が「総合診療科」です。
患者様が心身に抱える悩み・症状を把握・分析し、必要に応じて適切な診療科への振り分け・橋渡しを行います。
また地域の皆様の「かかりつけ医」として、患者様に寄り添って丁寧な初期診療（プライマリ・ケア）を提供いたします。
プライマリ・ケアについて
プライマリ・ケア（初期診療）とは、普段から身近でいつでも相談にのる医師による医療のことです。患者様を一人の人間として総合的に診療いたしますので、特定の病気だけを診る専門医療とはアプローチが異なります。
より適切な治療を行うためには、プライマリ・ケアを行う医師と大病院の専門的な治療の他、治療に携わる医療者が綿密に連携し合い、互いに協力し合うことが必要です。
何でも診る専門医
プライマリ・ケアを行う医師は、総合診療に必要とされるトレーニングを受けています。そのため患者様の抱える幅広い問題について、いつでも適切な対応を選択する能力を身につけており、言わば「何でも診る専門医」です。必要に応じて、最もふさわしいと考えられる専門医への紹介も行います。
このような方は総合診療科にてご相談ください
- 何科を受診するべきか分からない
- いろいろな病気にかかっている
- 症状はあるのに、異常の原因が分からない
- 明確な診断をつけてもらえない
- 総合的な診療を受けたい など
